逆相カラム(Phenylカラム)

InertSustain Phenyl 分析カラム

• 総合カタログ No.31P.148、P.149

フェニル基結合カラムは、π電子相互作用が働くため C18 カラムとは異なる分離パターンが得られます。C18 カラムで分離が不充分な時に選択するカラムとして有効です。特に InertSustain Phenyl は、シリカゲルに直接フェニル基を結合させているため、一般的なフェニルカラム（アルキルフェニル基結合カラム ) に比べて芳香族化合物の電子状態の差をより大きく認識する特性を有しています。また、高密度にフェニル基を化学修飾していますので、立体選択性にも優れ、これまでにない分離性能を発揮します。

化学結合基

シリカゲル	：高純度球状シリカゲル(ESシリカ)
粒子径	：2µm、3µm、5µm
表面積	：350m2／g
細孔径	：100Å(10nm)
細孔容積	：0.85mL／g
化学結合基	：フェニル基
エンドキャップ	：なし
炭素量	：10%
USPコード	：L11
推奨使用pH範囲	：2～7.5

＜粒子径2μm ＞
ジョイント形式は、パーカー型（UPタイプ）です。カラムの推奨最大圧力は、80 MPaです。
＜粒子径3μm（HP）＞
ジョイント形式は、パーカー型（UPタイプ）です。カラムの推奨最大圧力は、50 MPaです。
＜粒子径3μm, 5μm＞
ジョイント形式は、パーカー型（UPタイプ）です。カラムの推奨最大圧力は、20 MPaです。