製品情報

Agilent J&W CPシリーズ

CP-PLOTカラムについて

ポーラスポリマーの保持特性の一つとして、極性及び非極性の揮発性化合物が完全に溶出することがあげられます。 たとえば炭化水素とアルコールやエステル、ケトンが同時に分析できます。 メタノールやアセトアルデヒド、エチレンオキサイドのような極性化合物は液相コーティングタイプのカラムでは非常に早い時間に溶出しますが、アルミナまたはモレキュラーシーブのような吸着剤では溶出してきません。
CP-PoraPLOTカラムは、これらの極性化合物を対称性の良いピークで完全に溶出させ、低級炭化水素や永久ガスと一緒に分析することを可能にします。 保持時間もサンプル中の水分に影響されることなく、非常に良い再現性を示します。 CP-PoraBONDは、粒子剥離の心配がなく安心して使用できます。 その他のPoraPLOTカラムには、すべてパーティクルトラップ(粒子剥離保護トラップ)が接続されています。