標準試薬
GC・GC/MS メタボロミクス用代謝物質混合試料
GC・GC/MS メタボロミクス用代謝物質混合試料には、誘導体化を行うことでGCで簡単に確実に測定することができる解糖系(グルコース、ピルビン酸)やTCA回路の有機酸、アミノ酸、核酸塩基などが混合されています。誘導体化の進行と分解の確認や装置環境の確認などにご利用いただけます。
本混合試料には、分解変性し易い成分も含まれています。代謝物質の混合において、分解変性の起きにくい条件で調製し保管温度と保管容器を決めました。弊社では混合成分を-30ºCで保管したときに、9ヶ月間は検出できることを確認しています。濃度調製法は重量法を採用し、調製後の濃度の値付けは行っておりません。
仕様
容量 | 200µL(若干多めに入っています。一度室温に戻したら使い切りをお願いいたします。) |
容器 | ポリプロピレン製マイクロチューブ |
入数 | 40セット 合計200本(40個 × 5グループ*) *安定性確保のため、5グループに分けています。 |
成分数 | 52種 |
濃度 | 各0.2mmol/L(濃度調製は重量法を採用しています。) |
希釈溶媒 | メタノール(グループにより、酢酸、クロロホルム、塩酸、硝酸、アンモニアを若干含みます。) |
保管温度 | -30℃以下 |
その他 | 秤量実績表、プロトコール、分解・変性しやすい化合物についての注意書きを同封します。 |
Pyruvic acid
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Palmitic acid
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Aspartic acid
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Fructose
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Adenine
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Glycolic acid
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Stearic acid
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Cysteine
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Glucose
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Xanthine
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Phosphoric acid
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Ergosterol
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Glutamic acid
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Inositol
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Guanine
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Glycerol
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Valine
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Phenylalanine
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Sucrose
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Inosine
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Succinic acid
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Leucine
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Asparagine
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β-Lactose
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Fumaricacid
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Isoleucine
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Putrescine
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Trehalose
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Malic acid
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Proline
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Ornithine
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Maltose
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4-Aminobutyric acid
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Glycine
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Glutamine
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Raffinose
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α-Ketoglutaric acid
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Serine
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Lysine
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Uracil
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Aconitic acid
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Alanine
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Histidine
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Thymine
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Citric acid
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Threonine
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Tyrosine
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Cytosine
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Isocitric acid
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Methionine
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Tryptophan
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Caffein
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品名 | 濃度 | 容量 | 輸送区分 | SDS | 入数 | Cat.No. | 価格 |
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GC・GC/MS メタボロミクス用代謝物質混合試料 | 0.2mmol/L | 200µL×40セット | 冷凍 | JPN | 1箱 | 1021-58400 | 139,000 |
GC・GC/MS メタボロミクス用代謝物質混合試料 | 0.2mmol/L | 1mL×8セット | 冷凍 | JPN | 1箱 | 1021-58401 | 116,000 |
注)[冷凍]は、冷凍輸送品です。 ドライアイスを入れて発送します。別途、冷凍梱包料として¥1,000をいただきます。冷凍輸送品の返品・交換はできません。あらかじめご了承ください。
GC・GC/MSメタボロミクス用代謝物質混合試料 分析例
GC・GC/MSメタボロミクス用代謝物質混合試料を、乾固後メトキシム化とTMS化し、GC/MSで測定することにより、次のようなTICCが得られます。
*1: Pyroglutamic acidは本混合試料には含まれておりません。Glutamic acidが分子内縮合反応を起こし、Pyroglutamic acidとなります。Glutamineは熱がかかることでGlutamic acidに変化することが報告されています(a)。
*2: Ribitolは本混合試料には含まれておりません。内標準物質として別に添加しています。