触媒・吸着剤
CO、CO2の微量分析用ニッケル触媒
一酸化炭素、二酸化炭素、ホルムアルデヒドなどはFIDでは感度がないため、TCD、PID等でなくては高感度検出が難しい化合物ですが、FIDでもニッケル触媒を用いて、これらの化合物をメタン化をすることで微量分析に適用できます。 弊社のニッケル触媒は反応温度が低く、触媒毒である硫黄に対しての耐性が高く寿命も長いので、安心してご利用いただけます。 ニッケル触媒は流路の組み合わせを選ぶことで、燃焼ガスの分析や、その他の特殊な分析に応用することができます。
ニッケル触媒の最適使用条件
反応温度 : 350~400ºC
H2ガス流量 : 30~40mL/min.
キャリヤーガス流量 : 25~35mL/min.
反応温度 | 350~400ºC |
---|---|
H2ガス流量 | 30~40mL/min. |
キャリヤーガス流量 | 25~35mL/min. |
全体のガス流量が多くなるとメタン化反応が進みにくくなり、一酸化炭素ピークがテーリングしてきますので、流量は低めに抑えてください。