HPLCの上手な使い方

Ⅲ章－８ 各種アダプター

HPLCで様々な配管を行っていると、接続方法の違うものと接続しなければならない場合があります。ここではそのような場合の各種接続変換アダプターを以下に示します。

配管接続のポイント

カラムの接続は、接続方式にあったジョイントを使用する。

デットボリュームが発生して分離不良になったり、カラムを破損する場合がある。

チューブはきれいに切断する。

内径をつぶさずに、切り口は垂直に切る。デットボリュームや漏れの原因となる。

締め付けても止まらない漏れは、無理に締め付けない。

チューブもしくはジョイントのキズと考えられ、締め過ぎはジョイントを壊すだけ。新しく作り直す。

インジェクター～カラム間、カラム～検出器間の配管は、できるだけ短く細くする。

分離不良の原因となる。

樹脂のチューブにステンレスのフェラルを使用しない。

配管がつぶれ圧力上昇の原因となる。