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大気捕集関連製品

臭気分析用無臭空気充填装置

官能試験

1)無臭空気の充填

無臭空気充填装置

無臭空気充填装置

無臭空気充填装置を用いてにおい袋がほとんど一杯になるまで無臭空気を充填し、シリコンゴム栓(No.03)で止めます。約3Lの空気が入ります。このとき、あらかじめ袋に残存している空気を置換するには、無臭空気をオーバーフローさせながらにおい袋に無臭空気を満たす方法が有効です。

品名規格SDS入数Cat.No.価格
シリコンゴム栓におい袋用50個3008-352007,000
活性炭槽アクリル製1個3008-7310134,700
無臭空気用活性炭4~10mesh、1kg入りJPN1箱1050-330007,300
6方分配管ガラス製1個3008-7310236,800
9方分配管ガラス製1個3008-7310374,600
ろ紙ホルダーアルミ製1個3008-8510047,300
セルロース繊維ろ紙直径55mm100枚3008-859702,100
無臭空気充填装置 6方セット接続配管および架台付1セット3008-72500229,000
無臭空気充填装置 9方セット接続配管および架台付1セット3008-72510352,000
ルアーロック型注射筒100mL1本3008-4229115,700
ルアーロック型注射筒10mL6本3008-4226025,200
ルアーロック型注射筒1mL6本3008-4221034,700
ロック型針横穴針23G×5cm12本3008-460059,500
PTFEチッププランジャーシリンジ261本4065-440016,600

2)バッグからの試料の取り出し

無臭空気を満たしたにおい袋に、所定の希釈倍数になるように、注射器により試料採取用バッグまたは吸引びん専用バッグから一定量採取した原臭をラベルの上から注入します。注入後、注射針による穴をセロハンテープでふさぎます。
バッグから試料を取り出すときに、スリーブ用バルブ栓を付けると便利です。
希釈倍数と注入量の関係を左表に示します。それぞれの希釈倍数に応じた注射器を揃えておくと便利です。

品名ゲージ針外径針内径長さ規格入数Cat.No.価格
ロック型針横穴針23G0.6mm0.3mm5cm23G×5cm12本3008-460059,500

・希釈倍数と注入量の関係

希釈倍数
注 入 量
30
100mL
100
30mL
300
10mL
1000
3mL
3000
1mL
1万
300µL
3万
100µL
10万
30µL
30万
10µL
 

3)真空捕集びんからの試料の取り出し

(1)シリコンゴム栓No.26(A)にガラス管(B)を差し込みます。これに真空びん専用バッグ(C)を取り付け、セロハンテープ等で固定します。ガラス管からポンプで真空ビン専用バッグ中の空気を抜き、シリコンゴム栓No.03(D)でガラス管を止めます。このときバッグはできるだけ小さくたたんでください。
(2)(1)で準備した栓とすり合わせ部とをすみやかに、かつ内部の空気を乱さないように交換します。
(3)真空びん(E)をたてにして、中のバッグを伸ばします。
(4)PTFE製バルブ(F)の出口にシリコンゴム栓No.03(G)を差し入れ、注射器(H)をセットします。
(5)PTFE製バルブ(F)を開き、ガラス管についているシリコンゴム栓(D)を取りはずします。
(6)この状態で、注射器で必要量の原臭を採取しにおい袋の中へ注入し、試料とします。

真空捕集びんからの試料の取り出し

4)パネルによる官能試験

栓がついた状態のまま、3個の袋とも鼻あてをガラス管に差し込みます。
(1)試料を調整した、におい袋1個と無臭におい袋2個の合計3個組を3名のパネルにそれぞれ渡します。
(2)
(3)栓をはずして、1個ずつ袋の中の空気のにおいをかぎます。
(4)鼻あてはできるだけ顔にすき間なくあてて、自分の呼吸により吸い込んでにおいを嗅ぎます。
(5)においのある袋の番号を1つだけ解答用紙に記入します。