製品情報

HPLC装置 日立Chromaster(クロムマスター)

拡張性を兼ね備えたHPLC・UHPLC 日立Chromaster

日立 HPLC Chromaster

Chromasterは、「性能」「機能」「信頼性」のさらなる向上を求め誕生した、新たなスタンダードHPLCです。HPLCからUHPLCのエントリーモデルとして幅広く対応します。


「性能」System Performance
耐圧60MPaシステムに対応するポンプとオートサンプラーをラインアップ。粒子径2.0µm以下のカラムやコアシェルカラムの使用も可能となったシステムは、分離性能の向上や分析時間の短縮も実現します。

「機能」Easy-to-use
GUIコントローラによる統括制御やメンテナンス時のフロントアクセス等、分析性能だけではなく日常の操作性とメンテナンス性を追求したシステムが分析をサポートします。

「信頼性」Robustness
日立が培ってきた技術に加え、高い審査基準をクリアした高品質なシステムです。

サンプルの前処理からHPLCによるメソッドの検討

日立とジーエルサイエンスが手を組むことによって、サンプルの前処理からHPLCによるメソッド検討のサポートが行えるようになりました。ご購入を検討されているお客様につきまして、サンプルをお預かりして、最適なソリューションを提供します。


 

多様な検出器

ダイオードアレイ検出器 DAD:多波長同時測定(190nm~900nm)
エアロゾルベース検出器 NQAD:UV吸収を持たない不揮発、半揮発性物質の分析
電気化学検出器 ECD:電気化学的に反応しやすい化合物の高感度検出
質量検出器 MSD:イオン源にESIを搭載 20~1,000(m/z)の測定質量範囲

日立 HPLC検出器の選択

アプリケーション

 

低キャリーオーバー

HPLC装置 日立Chromasterは、幅広いアプリケーションに対応するため、ループインジェクション方式とダイレクトインジェクション方式より選択が可能です。また、どちらの方式もオートサンプラ流路内のデッドボリュームを徹底して取り除いた構造であるため、極めて低いキャリーオーバー性能を実現しています。

日立HPLC Chromaster アプリケーション

 

仕様

吐出流量範囲
0.001 ~ 5.000 mL/min
最大吐出圧力
60 MPa (0.001 ~ 2.500 mL/min)
カラムオーブン温度設定範囲
1~85°C(1°Cステップ、モデル5310形の場合)
検出器
UV、UV-VIS、ダイオードアレイ、FL、RI、MS
オートサンプラ
1.5 mL × 200検体
外寸法(幅×奥行×高さ)
340×520×940mm(標準的なシステムの場合)
電源容量
AC100V 10A(標準的なシステムの場合)
重さ
75kg(標準的なシステムの場合)

*:Chromaster を OpenLAB CDS EZChrom Edition で使用する場合、電気化学検出器 ED743 のソフトウェア制御が可能です。
*:本製品のカタログは下記より請求してください。

※ Chromasterは、株式会社日立ハイテクの日本およびその他の国における登録商標です。