Molecular Sieve

Molecular Sieve（吸着型充填剤）

• 総合カタログ No.31未掲載

測定時間10分以内を想定した、カラム１～３の比較クロマトグラム

カラム１およびカラム２の比較クロマトグラム（Molecular Sieve 5A、13Xの比較）

パックドカラムで用いられるモレキュラーシーブには、5A型および13X型があります。5A型は一般的に保持力が強く、使いやすいという利点がありますが、COの保持が過剰になりやすいという欠点があります。その場合には、カラム温度を調整することで、13X型と同等の分離性能を得ることが可能です。

カラム２およびカラム３の比較クロマトグラム（カラム内径、充填量の比較）

また、パックドカラムには内径2.17 mmと3 mmの仕様があります。内径が大きくなるほど線速度が低下し分離挙動が変化しますが、こちらもカラム温度の調整によって、異なる内径間で同等の分離性能を実現することが可能です。

ガスクロマトグラフ GC3210 を使用した無機ガスの高感度分析例は下記のテクニカルノートをご参照ください。