Gaskuropack

Gaskuropack（ポーラスポリマー）

• 総合カタログ No.31未掲載

・Gaskuropack 54 は、高い疎水性を持つポリマー系充填剤で、非極性化合物の分離に適しています。
・Gaskuropack 55 は、疎水性ポリマーに極性基を導入したタイプで、やや極性のある化合物にも適用可能です。

ノルマルブタンのピーク保持時間を20分付近に調整した、カラム１～３の比較クロマトグラム

昇温分析によるカラム１〜３の比較クロマトグラムです。この結果から、Gaskuropack 54の方が非極性成分に対する保持が強いことが確認できます。ただし、カラム長を延長してもエチレン（C₂H₄）とアセチレン（C₂H₂）の分離は困難です。一方、極性基を導入したGaskuropack 55では、これらの成分の分離が可能です。

ノルマルブタンのピーク保持時間を30分以内に調整した、カラム１～３の比較クロマトグラム

恒温分析によるカラム１〜３の比較クロマトグラムです。

酢酸n-ブチルのピーク保持時間を35分以内に調整した、カラム１～３の比較クロマトグラム

アルコール類・酢酸エステル類・ケトン類を含む12種類の有機溶剤を恒温分析し、カラム１〜３の比較を行いました。

ガラスカラムを用いた、醤油および味噌中のエタノール分析事例をご紹介します。詳細は下記テクニカルノートをご覧ください。