技術情報

GC/FID・GC/MS代謝物質混合試料

-分析法と装置の確認・概算濃度算出のために- GC・GC/MS 代謝物質混合試料

GC・GC/MS メタボロミクス用代謝物質混合試料

メトキシム化とトリメチルシリル化(TMS化)を行うことでGCで簡単に確実に測定することができる解糖系(グルコース、ピルビン酸)やTCA回路の成分の他、アミノ酸、核酸塩基などを含めた混合試料です。
本混合試料を、実試料の測定毎に一定間隔で測定し統計的に解析することで、分析法の揺らぎや装置の汚染・異常を知ることができます。

分析法の揺らぎの確認

TMS化において、官能基の誘導体化のされやすさは異なります。また、TMS化剤やTMS化体は水の存在により、加水分解反応が起こります。前処理条件や分析条件により誘導体化後の化合物がどのような挙動をとるのか確認するためにも便利な混合試料になっています。

装置の汚染・異常の確認

本混合試料と炭化水素混合試料を測定し、保持指標を算出することで、ライブラリを使用できるかどうかを確認することができます。

Peak No.
Compouds
R.T.(min)
 
Peak No.
Compouds
R.T.(min)
1
4.878
 
36
11.354
2
5.184
 
37
11.372
3
5.307
 
38
11.444
4
5.515
 
39
11.572
5
6.068
 
40
11.94
6
6.305
 
41
11.957
7
6.761
 
42
11.957
8
7.159
 
43
12.135
9
7.328
 
44
12.269
10
7.349
 
45
12.31
11
7.357
 
46
12.414
12
7.542
 
47
12.481
13
7.551
 
48
12.603
14
7.591
 
49
12.648
15
7.684
 
50
12.648
16
7.692
 
51
12.742
17
7.967
 
52
12.768
18
7.986
 
53
13.294
19
8.192
 
54
13.347
20
8.21
 
55
13.889
21
8.453
 
56
13.962
22
8.56
 
57
14.204
23
9.324
 
58
14.39
24
9.595
 
59
14.556
25
9.6
 
60
14.584
26
9.621
 
61
16.526
27
9.626
 
62
17.036
28
9.69
 
63
17.327
29
9.816
 
64
17.413
30
9.911
 
65
17.573
31
10.027
 
66
17.589
32
10.399
 
67
17.726
33
10.496
 
68
19.851
34
10.814
 
69
21.058
35
11.333
 

*1:Pyroglutamic acidは本混合試料には含まれておりません。Glutamine、Glutamic acidが分子内縮合反応を起こし、Pyroglutamic acidとなります。
*2:Ribitolは本混合試料には含まれておりません。内標準物質として別に添加しています。

測定条件

装置 GC-MS
キャピラリーカラム InertCap 5MS/NP 0.25 mm I.D. × 30 m df = 0.25µm (Cat.No. 1010-18642)
試料導入法
Split 25:1
気化室温度 230℃
カラムオーブン温度
80℃(2 min) - 15℃ /min - 330℃(9 min)
キャリヤーガス He 39cm/s
セプタムパージ流量
5 mL/min
インターフェイス温度 250℃
イオン源温度
200℃
測定モード Scan m/z = 85~500
試料導入量 1µL

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