今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC) シリーズを用いたピロロキノリンキノン（pyrroloquinoline quinone ; PQQ）の分析をご紹介します。
PQQは、1979年に細菌内で見つかった物質です。その後、2003年4月にPQQのビタミンとしての働きが、理化学研究所により発表されました。この働きが世界保健機構（WHO）に認められれば14種類目のビタミンとなり、 1948年のビタミンB12以来55年ぶりの発見となります。
本報では、イオンペア剤入りの溶離液を使用した逆相系HPLCにより目的成分を分離し、蛍光検出器とUV検出器で検出を行いました。