今回は、LT072 でご案内しました HPLC分析カラム用 リサイクル分離システムに、RI検出器を加えましたのでご紹介します。
RI検出器は周囲温度や溶離液の流れ方の影響を受け易く、流路の変更は容易ではありませんが、検出に影響が出ないように流路のボリュームを減らし、且つ リサイクル用の低デッドボリューム送液ポンプ PU712R と組み合わせることで、各種分析用のカラムを用いて十分なリサイクル分離効率が得られるところまで最適化しました。
逆相、順相、キラル等では 4.6、6.0 mm I.D. カラムを、SEC では 7.6 ～ 8.0 mm I.D. カラムを使用したリサイクル分離検討が可能です。