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LC/MS/MSによる食品中のシアノグアニジンとメラミンの同時分析
LC/MS/MSを利用した食品中のシアノグアニジン(ジシアンジアミド)とメラミンの同時分析を紹介します。
2013年に中国や台湾においてニュージーランド産の粉ミルクよりシアノグアニジン(ジシアンジアミド)が検出され問題となっています。
シアノグアニジンは硝化抑制剤として化成肥料に含まれることがあり、牧場で使用された化成肥料が原因の一つとして考えられています。
2008年には中国製の乳製品からメラミンが検出され問題となりましたが、シアノグアニジンはメラミンと構造が似ており、非常に親水性の高い物質のため、HPLCでよく使用されているODSカラムでは保持することが困難です。そこでメラミン分析と同様に、親水性相互作用をもつInertsil HILIC(ヒリック)を使用したところ、シアノグアニジンとメラミンの同時分析ができました。
分類 |
データNo |
カラム |
関連資料 |
HPLC |
LT132 |
|
LT079
|
化合物
| キーワード
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化合物
- メラミン【Melamine】
- シアノグアニジン【Cyanoguanidine】
キーワード
Diol|Dihydroxypropyl|ジオール|ジヒドロキシプロピル|HILIC|食品|メラミン|粉ミルク|UV