GC/MSによるアミノ酸、有機酸、脂肪酸、糖などの代謝物のライブラリーを作成しました。GCを用いて代謝物を網羅的に測定するためには、オキシム化とトリメチルシリル(trimethylsilyl, TMS)化を行います。オキシム化はカルボニル基を保護し、エノール変性を防ぎます。オキシム化を行うことで、互変異性に起因する複数のピークではなく単一のピークを得ることができます。TMS化はアミノ酸、糖などの不揮発性代謝物に揮発性を与え、一斉に代謝物を分析するために行います。
ここでは、InertCap 5MS metabolomicsにおいて、オキシム化とTMS化をした代謝物約400成分の保持情報を公開いたします。さらに、化合物のマススペクトルや分析条件の詳細については、MassBank(http://www.massbank.jp/ )をご覧いただくか、お問い合わせください。

Column : InertCap 5MS Metabolomics 0.25 mm I.D. × 30 m df = 0.25 μm (Cat.No. 1010-18642)