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MonoSpin PBAを用いた血清中リバビリンの精製
抗ウイルス薬であるリバビリン(Ribavirin)は、インターフェロンと併用することでC型肝炎治療薬として用いられています。体内に蓄積する性質があり、体内動態を解析することで治療効果の予測や副作用との関連をみることが可能です。
リバビリンは親水性の薬物であり、C18などの疎水性相互作用による前処理を適用することが困難です。そこで精製にはリバビリンの持つシス型ジオールを選択性的に吸着することのできるMonoSpin PBAを用いました。
ヒト血清に0.25~25μg/mLの範囲でリバビリンを添加し、MonoSpin PBAで精製後、HPLCによる評価を行いました。分析カラムは水を多く含む移動相条件でも安定して分析を行うことが可能なInertSustain AQ-C18を用いました。
その結果、ヒト血清中のリバビリンを簡便かつ、選択的に測定することができました。
本報では、精製における注意点についても記載しておりますので、メソッド構築時にご参考ください。
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C18|ODS|オクタデシル|固相|MonoSpin|PBA|抗ウィルス薬|UV|InertSustain AQ‐C18 HP