オランザピンは抗精神病薬の一つで、日本では総合失調症や双極性障害の治療薬として承認されています。また、非定形精神病薬（第二世代抗精神病薬）に分類され、定形精神病薬に比べて錐体外路症状、高プロラクチン血症などの副作用が少なくなっています。
本件は米国薬局方(USP)の条件を参考に分析を行いました。Inertsil C8-4を使用したところ良好な形状で短時間で分析可能でしたのでご紹介します。