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リン酸化ペプチド選択的な抽出法のご紹介
タンパク質の可逆的なリン酸化は、生体内でシグナル伝達などの様々な役割を担っていることが知られています。リン酸化タンパク質の解析においては、酵素消化後にリン酸化ペプチドのみを抽出・分析する方法が多く用いられていますが、一般にリン酸化ペプチドの含量は少ないために効果的な精製方法が必要となります。
本報では、リン酸基と特異的に結合することが知られているチタニア(二酸化チタン)がチップカラムに充填されている、Titansphere Phos-TiOを用いたリン酸化ペプチドの抽出法を紹介いたします。40分程度の前処理により、2種類のアンジオテンシンIIが含まれた溶液からリン酸化されたもののみを選択的に回収することができました。なお、HPLCカラムには不活性度の高いInertSustain C18を用いることで、ギ酸が含まれた水とアセトニトリルのグラジエント溶出により良好なピーク形状が得られています。
分類 |
データNo |
カラム |
関連資料 |
HPLC |
LT105 |
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関連製品
| 化合物
| キーワード
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化合物
- アンギオテンシンツー【Angiotensin II】
キーワード
C18|ODS|オクタデシル|固相|精製|濃縮|ペプチド|Titansphere Phos-TiO|UV