今回は、アセトニトリルの節約と題し、不足しているアセトニトリルについて簡単にできる溶媒消費量の削減方法をご紹介します。
一般的なHPLCでよく使用されている内径サイズである内径4.6mmのカラムをそれ以下のサイズに変更するだけで移動相に使用する溶媒消費量を削減できます。
内径4.0mmへの変更なら約25%、3.0mmなら60％の移動相の削減が可能です。また、おのずと廃液量も減らすことが可能なため、環境にも優しいだけでなく、ランニングコストの削減にもつながります。