2021年9月に公開された第十八改正日本薬局方 (JP) 第一追補のパブリックコメントにおいて、日米欧三薬局方で調和合意された内容に基づき規定された『 2.00 クロマトグラフィー総論』に、クロマトグラフィー条件の調整できる範囲が明記されました。これにより条件の許容幅が広がり条件検討が容易になります。
本報ではJP18 サッカリンナトリウム水和物の純度試験（5）において、『2.00 クロマトグラフィー総論』に則った範囲内でカラムサイズを変更し、分析を行いました。
分析条件の変更はJP18 第一追補分より適用される予定の内容であり、過去に公示された内容に対して行うものではありません。そのため、本テクニカルノートは参考データとなります。