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カレー粉香気成分の簡易濃縮によるGC/O分析 -捕集剤MonoTrap® の利用-
市販のカレー粉中に含まれている香気成分の定性分析をMonoTrap®を用い、ヘッドスペースガスを捕集後、溶媒で抽出し、定性分析とGC/O(におい嗅ぎGC)にてにおい成分を官能的に判断しました。今回使用したにおい嗅ぎGC/Oは、2人で同時に嗅げるように流路を改造し、OP275を2台設置し官能試験を行いました。
カレー粉のにおい成分で重要な物質はソトロンであり、ヘッドスペース中のソトロンを効率良く捕集するため、MonoTrap® DCC18(活性炭含有)を5枚使用し、60℃で24時間サンプリングを行いました。サンプリングも下図の通り、バイアルビンに試料とMonoTrap®を入れて恒温槽に置くだけで、非常に手軽に行うことができます。
Column :InertCap Pure-WAX 0.25mmI.D.×30m df=0.25μm
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