分野別ソリューション

栄養成分

平成27年4月1日より新しい食品表示制度が施行され、食品表示の対象となる成分分析に対する関心が高まっています。当社では、クロマトグラフィーを中心とした栄養成分、機能性成分分析に関する情報を提供しています。


ポストカラム法を利用した糖17成分の一斉分析

糖分析で最も多く使用されているのは、カラム分離後に蛍光誘導体化を行うポストカラムシステムです。感度や分析の頑健性だけでなく選択性にも優れ、夾雑成分の影響を受けにくいという特長があります。

 

RI 検出器とNH2カラムを組み合わせた糖分析

感度は低いものの簡便に糖分析が行える、HPLC-RI とNH2 カラムの組み合わせによる測定法も広く用いられています。通常は内径4.6mm のカラムを使用しますが、内径3.0 mm のカラムに変更すると分離パターンを維持しつつ、移動相の使用量を60 % 削減することができます。

 

電気化学検出器を用いた高感度糖分析

電気化学検出器(ECD)を用いれば、誘導体化を行わなくても高感度に糖類を検出できます。

 

電気化学検出器を用いた糖および糖アルコール分析

電気化学検出器(ECD)なら、ポストカラム誘導体化法では測定が困難な糖アルコールも検出することができます。

 

ポストカラム誘導体化法によるアミノ酸分析

アミノ酸の分析は、ポストカラムで蛍光誘導体化を行うシステムが最も多く使われています。感度や選択性、メソッドの頑健性において優れています。

 

プレカラム誘導体化法によるアミノ酸分析 (1)

HPLC に注入する前に誘導体化を行うプレカラム誘導体化法であれば、誘導体化試薬を送るためのポンプや反応ユニットを用意しなくても分析することができます。本アプリケーションは、OPA とFMOC の2 つの誘導体化試薬を使った測定例です。

 

プレカラム誘導体化法によるアミノ酸分析(2)

NBD-F誘導体化試薬を使用した測定例

 

HILICモードを利用したアミノ酸分析

極性が高いアミノ酸を、誘導体化を行わずに分析する場合には、HILIC モード等を使用する必要があります。金属配位性の吸着が見られることもあるため、高感度分析においては接液部がメタルフリーとなっているカラムをお薦めします。

 

BTB法による有機酸分析(1)

有機酸の分析では検出の選択性を高めるために、目的成分がカラムから溶出した時のみBTB 試薬の色が変わることを利用したポストカラムシステムが多く使われています。

 

BTB法による有機酸分析(2)

本アプリケーションもBTB 法を使用していますが、分離の条件が「その1」とは変わっています。「その1」の条件で目的成分のピークが夾雑成分と重なってしまった場合などに使用します。

 

鮮度測定のためのヌクレオチドの分析

魚類鮮度判定恒数(K 値)の算出に用いられている成分の測定例です。InertSustain AQ-C18 を用いれば、イオンペア試薬を使わなくても保持・分離することができます。

 

電気化学検出器を用いたカテキン類の分析

カテキン類にはUV 検出器では感度が低い成分もありますが、電気化学検出器(ECD)を使うことで10 成分を高感度に検出・定量することができています。

 

ビタミン B1 および B2 の分析

ODS カラムで分離されたチアミンは、アルカリ条件下でフェリシアン化カリウムと反応させることで、蛍光物質のチオクロームが生成され、蛍光検出器を用いて選択的かつ高感度に検出することができます。

リボフラビンは自然蛍光物質であるため、ODS カラムで分離した後に蛍光検出器を用いて選択的かつ高感度に検出することができます。

 

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