分野別ソリューション

添加物

 
 
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。食品衛生法では使用基準、製造基準、成分規格等が定めています。
また、食品添加物ではありませんが、食品製造に関わる食品包装などに用いられる樹脂等の原材料中に含まれる有害物質などについても、加工食品に直接接触する観点で関心が高くなってきています。
ジーエルサイエンスでは、食品手かぶつに関わる分析法に貢献する手法、製品情報を提供しています。

  • 指定添加物
  • 既存添加物
  • 天然香料
  • 一般食品添加物

ホモジナイザー

試料中の添加物の効率的な抽出に有効なホモジナイザー装置

凍結粉砕により、様々な材料に適用可能

凍結粉砕装置

加工食品、食品容器等の試料の均一化に最適な凍結粉砕装置

微粉末化により、抽出率向上に貢献します。

保存料の分析

甘味料の分析

BTB法による有機酸分析(1)

有機酸の分析では、検出の選択性を高めるために、目的成分がカラムから溶出したときのみBTB試薬の色が変わることを利用した、ポストカラムシステムが多く使われています。

BTB法による有機酸分析(2)

本アプリケーションもBTB 法を使用していますが、分離の条件が「その1」とは変わっています。「その1」の条件で目的成分のピークが夾雑成分と重なってしまった場合などに使用します。

ビタミン B1 および B2 の分析

ビタミンB1 の標準品分析例

ODSカラムで分離されたチアミンは、アルカリ条件下でフェリシアン化カリウムと反応させることで、蛍光物質のチオクロームが生成され、蛍光検出器を用いて選択的かつ高感度に検出することができます。

ビタミンB2 の標準品分析例

リボフラビンは自然蛍光物質であるため、ODSカラムで分離した後に蛍光検出器を用いて選択的かつ高感度に検出することができます。

シリカモノリス捕集剤

連続孔( スルーポア) を有するモノリス構造体で、シリカ骨格に細孔を持ち、表面積の大きい高純度シリカゲルです。捕集能力が高く、濃縮分析の常識を変える画期的な捕集剤です。気体・液体を問わずあらゆるサンプルに対応が可能です。

食品添加物公定書に基づく香料分析(1)

食品添加物公定書に基づく香料分析(2)

香料91成分分析(1)

容器包装アプリケーション

食品衛生法施行規則の一部を改正する省令(平成24 年厚生労働省令第163 号)及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(平成24 年厚生労働省告示第595 号)が公布され、これに伴い食品衛生法施行規則および食品、添加物等の規格基準の一部が改正されました。
今回の一部改正では、ゴム製の器具又は容器包装のカドミウム及び鉛の試験について、アルカリ溶融法が適用されました。また、本試験法を準用しているゴム製ほ乳器具のカドミウムおよび鉛の試験法においても言及されています。

PETの自動加熱分解事例

食品衛生法第 16 条により有害な物質が含まれ人の健康を損なうおそれがある器具・容器包装を製造販売してはならないとされ、18 条により器具及び容器包装の規格基準が定められています。また、「食品用器具及び容器包装の規制に関する検討会」が近年検討されており、容器中の有害物質の基準についての議論がなされています。

このような背景の中で、容器包装で使用される樹脂材料中の重金属分析の関心が高まっています。例えば、ペットボトルの材料として利用されている PET(ポリエチレンテレフタラート)は融点が高く、開放系で酸分解するためには、混酸による高温分解が必要とされています。しかし、試料分解に硫酸や過塩素酸を利用する手法では、ICP-AES、ICP-MS 分析に導入する際、物理干渉の影響により導入溶液のマトリックスとして適していません。そこで、マイクロ波照射による自動密閉分解装置を樹脂原料分解に適用する手法が検討されています。

マルチメソッド対応のマイクロは自動密閉分解システム「NovaWAVE SA」は、石英分解容器を採用しているため、最高分解温度を 250 ℃で樹脂分解を検討することが可能です。濃硝酸のみを用いて分解温度と時間を系統的に検討することが可能であり、最適分解条件の開発に有効です。

NovaWEVE

12検体用マルチメソッド対応マイクロ派アシスト自動密閉分解装置

石英製容器 250℃分解対応
PFA製容器 230℃ 分解対応

自動融解装置

セラミックス、貴金属試料など、酸分解で容易な溶解が難しい試料や、融点が高く酸分解で完全溶解が難しい樹脂試料に対しては融解法が有効です。融解処理には、バーナーとルツボを利用した直接過熱、電気加熱炉を用いた加熱処理法があります。自動融解装置 X-300、X-600 は、これまでマニュアル操作で行なっていた操作を自動化するのに便利なシステムです。XRF 分析用ガラスビードの作成、ICP-AES、ICP-MS 分析用に融解後酸溶液に溶解する処理に便利です。