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AquaPT 6000

完成度を極限にまで高め、ハイエンドモデルとして開発された最新型パージ・トラップ濃縮導入装置は、「AquaPT 6000」として誕生しました。設計から製造、出荷検査まで国内の自社工場で一貫して行い、高性能な製品とサービスを提供することで、最も高感度な分析が求められる日本の水質分析を強力にサポートします。



AquaPT 6000装置

●高感度の追求

微量物質をより高感度で検出することが求められる水質分析市場に対応すべく、GC-MSの性能を最大限に引き出すために、高感度分析を追求しました。
GCMS-QP2010 Ultraの高感度イオン源、大容量差動排気システムとの融合により、今までにない高感度分析を実現しています。

●操作性の追求

分析者の使用状況を細部にわたり考慮し機能的にデザインされた筐体は、メンテナンス性が格段に向上しました。また、どなたでも簡単に操作できるよう、ソフトウェアの操作性も向上しました。

●信頼性の追求

測定装置はその得られるデータの信頼性が重要となります。ラボの責務となる精度管理に対応すべく、装置の状態をより細かく管理することで、データの信頼性確保に繋がるよう、ログ機能を充実させました。

●“Made in JAPAN” 高品質の追求

弊社が長年にわたり培った技術の蓄積と経験を基に、設計から製造、出荷検査に至るまで国内で一貫して行います。ISO9001の認定を取得した自社工場において、厳しい品質管理を実施することで、高い品質の製品提供を追求しました。

主な特長

高感度

徹底したラインの不活性処理とメソッドの最適化により、高感度分析を実現しました。水中のカビ臭気物質分析においては、塩析を行わなくても、超高感度分析が可能です。もちろん、クライオフォーカスは必要ありません。

メチルイソポネオールとジャスミンの比較グラフ

エコモード

セーブ機能の搭載により、待機時のキャリアガスの消費量が大幅に削減され、従来比75%の削減を実現しました。

待機時キャリアガス消費量75%減説明図

コンパクト設計

本体、オートサンプラー共に省スペース設計のため、従来機種と比較して47%のスペース削減を実現しました。(設置面積比)
さらに、バイアル冷却用の冷却水循環装置が不要になり、そのスペースを確保する必要もありません。

従来機種とAquaPT 6000比較図

最高の操作性を実現した専用ソフト AquaPT Link

制御ソフトは、シンプルで誰でも簡単に操作できるように進化しました。メインの設定は、全てひとつの画面で操作ができ、複雑な画面構成に戸惑うことはありません。
また、QA/QCログ機能を搭載し、重要とされる精度管理を強力にバックアップします。メモ機能、リアルタイム流路図表示、スケジュール指定、バイアル指定ツールなど、新たな新機能が追加され、最高の操作性を実現しています。

AquaPT Link

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