技術情報

MonoSpin(微量サンプル用固相抽出カラム)

製品カタログ

製品説明

MonoSpinは、均一な連続孔を持つシリカモノリスを用いた前処理用スピンカラムです。

  • 遠心処理による簡単操作
  • 高い通液性を持つ構造による高速処理が可能
  • 100 μL以下の溶出量でも優れた再現性
遠心分離機による通液処理

遠心分離機による通液処理

≪動画≫ MonoSpinの使用方法
≪動画≫ MonoSpinの使用方法

シリカモノリスと粒子充填型の前処理カラムの異なる点

  • 粒子を止めるためのフィルターが不要なため、ベッドボリュームが小さい
  • シリカモノリス自体の表面積が大きく、高い通液性・試料分散性に優れている
固相抽出 スピンカラム

ハンドリングを含めた操作時間『10分以内』

固相抽出における通液操作を全て短時間の遠心処理で行います。

遠心処理

ラインアップ

MonoSpinシリーズは、最大800 µLまでのサンプルに最適なS型と、それよりも大きな1~8 mLのサンプルに最適なL型、多検体処理用の96ウェルプレート型を用意しています。

S型

S型

L型

L型

96ウェルプレート型

96ウェルプレート型

※官能基の種類によって対応可能な形状が異なります。また、MonoSpin Proは仕様が異なります。
 

微量サンプルの精製、濃縮を実現

遠心操作により、生体試料などの微量サンプルをエバポレーションなどの濃縮・乾固操作をすることなく、迅速な濃縮・精製が可能です。

遠心処理 固相抽出