技術情報

MonoTrapの上手な使い方

3章 - 2捕集

MonoTrapは小さくて軽いため、密閉容器中の気相部分(ヘッドスペースガス)を捕集するヘッドスペース(HS)法や、環境雰囲気下で試料の捕集を行うパッシブ法など、様々な方法で試料の捕集ができます。また試料が水系試料の場合は、浮かべたり、試料と共に振とうして捕集することもできます。

Fig.8 ヘッドスペース法

Fig.9 パッシブ法

Fig.10 振とう法

振とう法で捕集する場合、ハンドレスシェーカー(Cat.No.8500-50000)と合わせて専用ホルダー(Cat.No.8500-50001)を使用すると便利です。また、恒温振とう水槽などを用いて、加温しながら振とうして捕集すると、捕集時間の短縮や感度の向上が期待できます。

Fig.11 ハンドレスシェーカーと専用ホルダー

Fig.12 恒温振とう水槽(EYELA社製NTS-4000B)