分野別ソリューション

内装材関連

住宅におけるシックハウス対策と同様に、車室内においてもVOC対策が行われています。自動車メーカーを中心に車室内空気の測定が行われていますが、VOCの発生源である自動車内装材についても部品メーカーなどを中心に測定が行われています。 この自動車内装材の測定法はサンプリングバッグ法などと呼ばれていますが、測定法の概要や関連製品などについてご紹介します。 

一般的な自動車内装材の分析ワークフロー

各行程の詳細は、以下を参照してください。

サンプリング

サンプリングバッグへの試験片挿入およびシール

サンプリングバッグ法対応捕集セット

自動車内装材の揮発性有機化合物(VOC)放散測定法(JASO M 902)などに対応した、サンプリングバッグを用いた捕集に最適なシステムです。10 Lのサンプリングバッグ2枚、2本の捕集管(サンプルチューブ)への同時捕集などに対応しています。
 

サンプリングバッグ

自動車内装材のサンプリングに使用可能な各種サイズのサンプリングバッグをご用意しております。

窒素ガスを一定量封入後、60~65℃で2時間加温

定量ガス供給装置 CG218

サンプリングバッグ内に一定量のガス(清浄空気もしくは窒素)を正確に計量、供給することができる装置です。設定量のガスを供給後、電磁弁で自動停止するため、作業の省力化が可能になります。

アルデヒド捕集

大気捕集用カートリッジ InertSep® mini AEROシリーズ

InertSep mini AERO シリーズは、悪臭防止法、大気汚染防止法、EPA 法に準拠した連結して使用できるルアーデバイス型アクティブサンプラーです。環境大気、自動車内装材からの放散ガスなどに含まれるアルデヒド類、ケトン類の分析に最適です。

VOC捕集

加熱脱着用捕集管 AERO TD Tubeシリーズ

AERO TD Tubeは、大気中から低濃度の各種有機化合物をサンプリングするための加熱脱着用捕集管です。様々な吸着剤やポーラスポリマーを充填した捕集管をラインアップしています。

CAMSCO社製加熱脱着チューブ

CAMSCO社は加熱脱着チューブ製造メーカとして1991年に設立され、今日では世界最大の加熱脱着チューブ製造メーカーです。ラインアップも豊富に取り揃えており、各種加熱脱着装置に対応した製品を提供します。

前処理

溶媒で溶出

GL-SPE溶出マニホールド20 (mini AERO DNPH専用)

流量コントロール(約1 mL/min程度)された自然落下により、アルデヒド捕集後のDNPHカートリッジを、最大20検体まで効率良く溶出することが可能です。

固相溶出送液装置 G-Prep Elute8060

G-Prep Elute8060は、安定した通液速度と正確な送液量が確保できる固相抽出用カラムの溶出専用装置です。6ライン同時溶出が可能なため多検体処理にも対応しています。

加熱脱離

加熱脱離装置 TD2530

TD2530は、有機ガスをサンプリングした捕集管を測定することが可能な加熱脱離システムです。低沸点から高沸点化合物まで幅広い沸点範囲の有機化合物の分析に対応できます。

サンプルチューブコンディショナー STC4000

最大12本のサンプルチューブをセット可能で、最大5段階の昇温プログラミング機能を搭載。長さ35 ~ 178 mmのチューブがセットでき、各社製サンプルチューブに対応しています。

検量線作成ツール/フローコントローラー

サンプルチューブに標準溶液や標配管をフローコントローラーに接続し、不活性ガスを流しながら、マイクロシリンジで検量線作成ツールに接続した捕集管に標準溶液や標準ガスを添加できます。

分析

HPLC

高速液体クロマトグラフ GL7700

高速液体クロマトグラフGL7700は、汎用性が高く様々な場面でお客様の要望に応えるHPLCシステムです。一般的なHPLCはもちろん、アルデヒド分析システムや、アミノ酸分析システムなどの構築が可能です。

GC/MS

VOC分析用カラム InertCap® 1MS

InertCap 1MS は、100%ジメチルポリシロキサンを化学結合した無極性カラムです。試料は基本的に沸点の低い順に溶出します。GC/MS用カラムとして設計され、世界最高クラスの不活性度と低ブリードを実現しました。

自動車内装材試験用 揮発性有機化合物(VOC)混合試料

自動車内装材や部品から放散する揮発性有機化合物(VOC)の測定用に便利な混合試料です。加熱脱着法の検量線作成やサンプリングバッグの回収率試験用などにご利用ください。